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本年より




「山わさびの出汁茶漬け」

料理:夕顔   /  イラストレーション:山口洋佑




夕顔の料理の軸となる「お出汁」

そのお出汁をふんだんに使用する「お茶漬け」は、

素材同士の掛け合わせ・匙加減がダイレクトに表れる

奥深い料理だと思っている


料理にまずお出汁があるように


本年よりの「たち呑み屋 夕顔」では、

月ごとのテーマへよせた「お茶漬け」を

〆のご飯の定番といたします


みなさまのお越しをお待ちしています

どうぞよろしくお願いいたします


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<ハレのたち呑み屋 夕顔>

日時:1月30(土)31(日)

17:00 - 22:00

日曜日は21:00迄 / L.O それぞれ30分前

場所: rojicafe ato  東京都板橋区弥生町68-1

電話 :  03-3956-2254 ※営業日のみ直通

◉ 詳細はこちらより

http://yuugao.jugem.jp/?eid=295




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| おしらせ | - | - |
2016年よりの、たち呑み屋 夕顔のこと




1月、ハレのたち呑み屋夕顔 より「紅白の茶漬け」 /  器:田村文宏



いつも夕顔をご愛顧いただき、まことにありがとうございます。

本年より「たち呑み屋 夕顔」は

月の最終週 土曜・日曜の営業となります。


たち呑み屋 夕顔は、

季節ごとに行っている完全予約制 / コース仕立ての食事会とは異なり

「粋に気軽に」ということを念頭に置き、

料理とお酒、会話を愉しめる機会を設けたいとはじめた場。

嬉しいことに、回を重ねるごとに多くのご来店をいただき

感謝とともに お客さまにとっても自分自身にとっても

よりよい場・時間となるよう改めて見つめてゆかねばと考えています。

ご来店の際、いくつかのお願いごとと、

おしらせがございます。


・料理とお酒の連なりを愉しんでいただく場であれたらと願っております

おひとりでお越しの場合はご本人が、2名様以上でご来店の場合は

過半数の方がお酒を召し上がっていただくことをお願い致します

(ノンアルコール類の揃えは、最小限となりますことご了承ください)


・小さな店での営業となります

近くのお客さまのご迷惑となるような大声での会話はお控えください

写真撮影に関しましても他のお客さまのご迷惑とならないようお願い致します


・当日の席状況によっては、

ご来店より2時間ほどでお席をお譲りいただく場合がございます

あらかじめご了承ください

(ご予約いただいた場合も同様とさせていただきます)


・2016年 4月より、椅子席をご用意しての営業を予定しています

月ごとにテーマをたて、品書き(料理とお酒)に広げてゆくという

スタイルは変わりませんが

その際には、屋号改め またおしらせをさせていただきます


わたし自身も、感じたこと 学んだことを生かし

よりよい場としてゆけるよう精進してまいります。

ご協力いただけましたら幸いです。


ここまで目を通してくださり、ありがとうございます。


2016年も、

皆さまにお会いできることを愉しみに

お越しをお待ちしていますね。

どうぞよろしくお願いいたします。


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 < 2月、たち呑み屋 夕顔 >

日時:2月27(土)28(日)

17:00 - 22:00

日曜日は21:00まで(L.O それぞれ30分前)

場所: rojicafe ato  東京都板橋区弥生町68−1

電話:03(3956)2254 ※営業日のみの直通となります


※今月のテーマは、また追っておしらせをいたします



地図・クリックでおおきくなります

新宿・高円寺・王子・赤羽からはバスも便利です


*お席のご予約も承っております*

下記アドレスより、メールにてお願いいたします

件名を「たち呑み屋予約」としていただき、

お名前、人数、当日ご連絡のつくお電話番号、ご予約日時をお知らせください

折り返しのご連絡をさせていただきます

yuugatanoaoiajisai@gmail.com  (夕顔 藤間宛てまで)

当日15時以降のご予約は、上記電話番号より承ります

※限られたお席での営業となります。ご予約後のキャンセルはご遠慮ください




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| おしらせ | - | - |
おせちのこと

夕顔のおせち / 白磁重箱:田村文宏

 

 

新年あけましておめでとうございます

本年も、夕顔をどうぞよろしくお願いいたします

 

おせち作りに集中した年末、

気づけば干支をひと周り

12年目のおせち作りでした

 

本年より

定番の桐重箱に加え、

白磁の重箱を田村文宏さんにお願いしました

 

田村さんの器はわたし自身、

公私ともに長く愛用しているもの

料理を力強くも、穏やかに受け止めてくれるその器たち

大きな信頼がありました

 

お重をお願いするにあたり

昨年、初夏に訪れた田村さんの工房

 

田村さんの仕事場、その動線が見える場所で

お重について話せたこと

今もよく思い出す時間

 

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夕顔のおせちへよせ判から彫っていただいた

印花の美しい吉兆文様

窯場の前の田んぼになる 大豆灰から作られた釉薬の、表情豊かな白

おせちを召し上がっていただいたあとも

日々の料理を受け止めてくれる「器」として愉しんでいただけるよう、

サイズ感・厚みも拘りました

 

日々の食卓では、

お惣菜やおむすびなどに / もちろん一品料理にも蓋があるのが嬉しい

 

そして、各重箱へよせ

いわもとまきこさんにお願いした

風呂敷の喜びも

 

一枚一枚、手縫いで仕立てられた

てのひらの温もりと、風を通すような柔らかさ

 

料理を詰めたお重をつつむ / 結ぶ

わたしの手からお客さまの手へ

合図のように

間合いを整えてくれる布

 

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おせちを作っているときは

ひとつひとつ、旬のおいしさと縁起を結ぶように

お重に詰めるときは

ハレの料理の姿形・色香に、めでたさを重ねてく

京都・福知山の紅大根 自然の成す色。とても好きな色

よろこんぶ、ひとつひとつ結んでゆく。紐となる干瓢は、夕顔の実より作られる

 

金柑蜜煮 / 国産檸檬の酸味と香りが、その味わいを引き立てる

立派な鳴門金時 / 梔子の実を砕いて、穏やかな色味・甘みの金団に

炒った木の実たちは、田作りの名脇役

出番を待つ、桐重箱たち

 

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また今年も、

定番の桐重箱に加え

田村文宏さんによる重箱のご用意を予定しています

風呂敷は いわもとまきこさんに

 

そしてわたしは、

13年目のおせち料理を ひと品ひと品拵えよう

 

毎年の歓びを重ね

続けること

 

季節に、めでたさを見るように

 

 

 

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