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掲載誌のおしらせ








発売中の「nid」36号にて、

冬のもてなし料理を、6ページに渡り掲載頂きました


冬を愉しみ、味わう

「色 」「香り」「温度」からひろげて

おもてなしレシピを提案させて頂いています


◯ 色   

透明感のある冬、朝、雪のような。透き通る白色「かぶら蒸し」


◯ 香り

柚子、春菊の凛とした冬の香りをまとう

「冬野菜の柚子炊き」「春菊と紅玉のオイル和え」


◯ 温度

目にも、舌にも、手のひらにも。包み込むようなあたたか

 「南瓜の玄米餅雑煮」「生姜番茶」



普段、料理をつくるうえで大事にしていること

その背景も汲んで丁寧にご紹介頂けたこと

とてもうれしく思います 



上記3つのテーマからなる料理を、

愛用の作家さんの器に盛りつけて撮影していただきました

石原稔久さん、加藤かずみさん、橘友博さん、田村文宏さん、

中園晋作さん、林拓児さん、古橋治人さん、前田美絵さん、yutaさん

(ありがとうございました!)



愛着をもって長く使ってゆきたい

手仕事からうまれた道具や、日用品のことがぎゅっと詰まった1冊



お手にとってご覧いただけたら嬉しいです






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| おしらせ | - | - |
夕顔のおせち 2014 / ご予約受付をはじめます




                                      illustration by 山口洋佑


11年目の恒例となりました

夕顔のおせち、ご予約受付をはじめます!

※用意数に達したため、ご予約をしめきりました

たくさんのご予約 まことにありがとうございます


定番の「桐の二段重箱入り」おせちの販売をいたします

桐重箱は、おせちを召し上がって頂いたあとも

「箱」として いろいろなシーンで幅広くご利用いただけます

機能美に優れた二段重箱ですので、
暮らしのなか さまざまの用途をお愉しみください



冬の玄関、おめかし桐重箱





{ おせちについて }
おせち料理は、ひと品ひと品に
げんをかつぐ言葉遊びやいわれがあり、
年のはじめにその一年の健康や繁栄を願うのです
冬のお野菜が一層美味しくなる年の瀬に、
ひとつひとつ願いを込めてお作りしています


◯ 桐の二段重箱入り(2〜3人前) / 13000円 (税込み価格 14040円)

 一段のサイズが縦17.5cm 横17.5cm 高さ5cm

二段重箱にお詰めいたします

・ おせちに入っているお料理ひと品ひと品のいわれを記したお手紙を同封します
・ おせちは風呂敷にお包みし、千両の実を飾ってお渡しいたします


{ おせちの中身 } 

一の重

・昆布巻・百合根の麦味噌田楽・紅白かまぼこ

・田作り・伊達巻・栗きんとん・松前漬け・黒豆煮

二の重

・金柑の蜜煮・ごぼうの金平・たらと銀杏のかぶら蒸し

・お煮しめ・紅大根の甘酢漬け・紅白なます・酢れんこん

以上、15種類です


{ ご注文方法 }

・おせちは数量限定での、ご予約販売となります

※用意数に達したためご予約をしめきりました(12/12)


・お引き渡しは 12月31日 14時〜18時、rojicafe ato店頭での

お渡しのみとさせて頂きます(配送、配達はいたしておりません)

・ご予約締切りは 12/15日までとなりますが、

用意数に達した時点で受付を終了とさせていただきます


※ご予約は、下記記載のメールアドレスまでお願いいたします

件名を「おせちの予約」としていただき、

「ご氏名・お電話番号・ご住所・数量」をお知らせ下さい

折り返しのご連絡をさせていただきます

※ご予約後のキャンセルはご遠慮ください

※資材の原価高騰・消費税増税により、価格改定をさせていただきました


◎以前に、木工作家・橘 友博さんの

二段重箱入りおせちをお買い求めいただいたお客さまは

重箱ご持参で 11880円(税込み)にて、おせちをお詰めいたします

・料理のご予約は12/20日までにお願いいたします

・重箱は12/31日の受け渡し時間内にご持参下さい(その場でお詰めいたします)

・風呂敷にお包みし 千両の実を飾り、いわれのお手紙を添えてお渡しをいたします


●ご予約とお問い合わせ

メール:yuugatanoaoiajisai@gmail.com 藤間まで
☎ 03(3956)2254 

※不在の場合がございます その場合はメールにてお願いいたします



※rojicafe atoへの地図はこちら ↓ 


  地図をクリックして頂くと画像がおおきくなります


※ウェブマガジン ∴ つづるにて、

おせちづくりのあれこれを綴っています → 


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年末の恒例、自分の一部となっているよろこび

今年もこの時間を過ごせることに、感謝をこめて


皆さまからのご予約

心よりお待ち致しております 





| おしらせ | - | - |
11月の「たち呑み屋 夕顔」





11月の「たち呑み屋 夕顔」は

29(土)30(日)のオープンです

今月29日は「上弦の月」で、

新月から満月にむかうちょうど半分、半月、満ちていくとき


今月は月の満ち欠けより

「上弦月」から品書きをひろげてゆきますよ

古代より、

月のサイクルの影響をうけて暮らしていたわたしたちにとって、

月の姿に身体を照らし合わせてみるのは、およそ理にかなっていること

満月にむけ、満つ力を蓄える月みたいに

身体に「あたたか」を蓄えられるよう願いをこめて、冬支度


冬野菜、根菜類を中心に

身体の中からあたたまる、炊きもの、汁物、ご飯もの etc

生姜やスパイスをきりりときかせたあれこれと、

料理に合うお酒を揃えます

滋味のある純米酒や果実酒などもよいですね



月の満ち欠けとともに、

身体のなかへあたたかを(満たしてゆくように)


..


ここからは、

先月の「移ろい」へよせた「たち呑み屋 夕顔」について書きますね


季節の合間の、移ろい

秋の最中にすこしづつ冬の気配

秋野菜のほっこりした美味と、根菜の甘いぬくもり

暖色に澄んだ透明感が混じるような、

紅葉のような、「移ろい」


用意した品書きはこちらです


・紅玉の胡麻和え

甘い紅色の、どこか懐かしい味わい

                                      

・赤カブと柿のオイル和え

冬の気配の透明感と、秋の暖色


・南瓜と人参と木の実のサラダ

ほっくり香ばしい味覚合わせ


・紫芋の香り揚げ

生姜醤油で香りをつけた、秋と冬の間の旬

  

・煎り銀杏

色づく紅葉、落とし物の美味

                                                            

・鱈と茸と菊花の酒蒸し

寒さが恋しくなるような滋味を召し上がれ


・牡蠣の八角オイル漬け

ぎゅっとつまった旬をほおばる喜び

                                    

・ちりめんじゃこの柚子番茶茶漬け

青柚子から黄柚子へうつりゆく 香りと香ばしさ、あたたかみの好相性


お酒は、季節限定の秋あがり純米数種と、生柚子サワー、

無添加赤ワインのソーダ割り、

自家製果実酒におビールなどなど 揃えましたよ


..


「たち呑み屋 夕顔」 は、

ひと月にいちど rojicafe ato にて開店している

季節のおつまみメインの呑み屋です


季節野菜のお惣菜、旬魚のおつまみ、〆のごはんもの、

個性ある純米酒、おビール、果実酒 etc..

と ご用意いたしております

(ノンアルコールもすこし揃えています)


小さな店内ではありますが、

粋にぐいっとお気軽に 愉しんで頂けましたら幸いです


/////

11月の日時、

11月29(土)30(日)

17:00 〜 22:00

※30日は 〜21:00まで

(L.Oは、それぞれ30分前となります)


場所、

 rojicafe ato

 東京都板橋区弥生町68−1

 03(3956)2254 ※営業日のみの直通となります



地図・クリックでおおきくなります

新宿・高円寺・王子・赤羽からはバスも便利です


*お席のご予約も承っております*

下記アドレスより、メールにてお願いいたします

件名を「たち呑み屋予約」としていただき、

お名前、人数、当日ご連絡のつくお電話番号、ご予約日時をお知らせください

折り返しのご連絡をさせていただきます

yuugatanoaoiajisai@gmail.com  (夕顔 藤間宛てまで)

※当日15時以降のご予約は、上記電話番号より承ります


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視覚と味覚と温度にかおり

rojicafe atoの空間へ、季節を詰めて

みなさまのお越しをお待ちいたしております




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いよいよ、初冬のワークショップ






巡る季節のおたのしみ!

いよいよ来週末 22日(土)は、

manufact jamさんにて

「色鮮やかな、初冬を盛りつける」ワークショップです


manufact jamさんのお店があるつくば市より車ですこし、

同じ茨城県にて、無肥料・無農薬、自然農栽培で野菜を育てる

「どまんなか野菜」本橋秀一さんのつくる初冬のお野菜が

生き生きとむかえてくれる当日


一番上の写真は、

本橋さんの畑にお邪魔したときの、抜きたて掘りたての野菜たち

人参はぎゅっと甘くて、芹のような清々しい香り

お芋はほっくり滋味豊か

(おしらせの写真では、このお野菜たちを盛りつけています)


触れて香って味わって、

身体の中にすうっと生命力を分けてもらえるような

溢れる初冬の恵みに 各々の初冬を見つけたり、かさねたり

「盛りつけワークショップ」

むずかしいことは何もなく、

ひと皿のうえで塗り絵をたのしむようにでも

お花を生けるようにでも、

絵を描くようにでも


正解のある形ではなくて、自分らしい形

自身と距離の近いひと皿が

日々のなかで 四季を愉しむ入口となったら何よりうれしい

そこからひろがる些細なさまざまは、

きっと「いつも」をより豊かにしてくれると思うのです

(もしも「こんな風に盛り付けたいのだけれど、どうしたら?」

ということがありましたら、どうぞお気軽にお声をかけてくださいね

盛り付けのコツのようなものをお話しながら、

その人らしいひと皿を見つける お手伝いをさせていただけたらと思っています!)



manufact jamさんと同じ長屋に連なるお店も、とってもよいのです

美味しい珈琲と、開放的な空間が心地よい「千年一日珈琲焙煎所」さん、

人格を持ったような(ふふ)魅力的な本やCDの並ぶ「PEOPLE BOOKSTORE」さん

ふらりと入って誰かと酌み交したくなる「お酒とごはんのわかたろう」さんがならぶ、星谷ビル

都内からも近いつくば、連休のおたのしみとしてもおすすめです


霜月22日、どようび

つくばにて お待ちいたしておりますね



【 色鮮やかな、初冬の野菜を盛りつける 】ワークショップ


暮らしのなかの楽しみに、巡る季節を


旬のお野菜を季節におきかえてみてみると、

いつもとは少し違ったひと皿が出来上がる

ひと皿のなかにでも季節が表せること

その身近さ、豊かさ

「初冬」からひろがるイメージを

野菜に重ねて味わう「盛りつけワークショップ」を行います


むかえる初冬のお野菜は、

どまんなか野菜 本橋秀一さんのつくる

無肥料無農薬栽培・自然農で育てられた、美しく力強い恵みたち


本ワークショップは、

ずらりと並んだお野菜のなかから

これという組み合わせを選んでいただき

思うままのかたちに切って、

ひと皿のうえに初冬の景色をたててゆきます

盛りつけ後には、

みなさんのお皿のうえのお話に耳を傾けながら

サラダとしてお召し上がりいただきます


<日時> 

11月22(土)

・第1部  11:00 - 14:00(お食事 13:00くらいから)

・第2部  16:00 - 19:00(お食事 18:00くらいから)


<場所>

manufact jam(茨城県 つくば市)


<定員>

各回 8名さま  ※ご予約制

 

<参加費> 

盛りつけていただいたサラダ + パン ・お茶付き

おひとり 3500円

サラダには、自家製番茶オイルや蕎麦茶と木の実のオイル等々

お野菜と相性のよいオイル・ドレッシングをご用意いたします


<持ち物>

お洋服の汚れを防ぐエプロンがあると安心です


<ご予約方法>

manufact jamさんのサイト内、

「お申し込みフォーム」よりお願いいたします






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秋を盛りつけるワークショップと、移ろいへよせて





秋に、実りに

どぶんとつかった10月のこと


「秋を盛りつけるワークショップ」は、

前田美絵さんに、秋の素材が似合う大皿をご用意いただいた贅沢な回となり、

つづく「たち呑み屋 夕顔」でも、彼女の器とともに過ごしました


夏の終わりに、埼玉から緑深い土地へ

作陶の拠点をがらりと移した前田さん

(彼女の、身体がまず動く感覚、付随する体力をとても信頼しています)

新拠点でのはじめての窯出し

器の展示会も含め、

ご一緒できたのがとてもうれしかった





器から漂う生命力、瑞々しさ。自然美にみるような力強さ

秋の素材と料理を、

植物を育む土みたいに おおらかに受け止めてくれました


自然の近くで時間を重ねる彼女がつくる

これからの器たち、たのしみでなりません







ご参加くださったみなさんのひと皿

秋を手繰る記憶、色や形、香りに秋を見つけたり、

そこに心象風景が描かれていたり

自身の日々を重ねながら、なぞるように進む時間

季節の身近さ、器との親密な距離感

それらを身体で味わっていただけたこと、とてもうれしい


お皿のうえに次々に現れる景色と背景、その尊い指先

(みなさん、一度手を動かしてしまえば 迷いがなかったのが印象的でした)

わたしにとっても、感動的な瞬間がたくさん



つづく10月の「たち呑み屋 夕顔」では

秋から冬へとむかう「移ろい」によせ、品書きをひろげたのですが

それが料理と器に連なったのも喜びでした

例えば徐々に色づく紅葉。緑、黄、橙、紅 のうつろい

紅葉色の器と、紅葉色の料理みたい



先日のブログにも書いたのですが、

わたしはこのところ(展示のまえから)ずっと紅や緑の植物を集めていて

それらが展示空間とぴったり重なったのも面白かったこと

無意識と意識の、いや偶然と必然の? きっとそのあいだ

ふと腑に落ちたこと


..


期間中に前田さんと話した色々は

今とこれからのわたしの宝物



最後になってしまいましたが、

ワークショップへ、たち呑み屋 夕顔へ

お越しくださいましたみなさま

ありがとうございました!


そして前田さんへ

感謝をこめて


..

重ねること、
続けること



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