ARCHIVES
CATEGORIES
□ 6月から7月へ、たち呑み屋 夕顔のこと






6月の「たち呑み屋 夕顔」終了しました


焦がれる青梅雨へ

梅雨期の緑がかった空気、土と雨のにおいと

植物の勢いひそめた気配

料理にも空間にも「青梅雨」をよせましたよ




お出しした品書きをご紹介します


・苦瓜の浅漬け

青と苦味の美味


・水茄子と姫胡瓜

たっぷりとした瑞々しさを召し上がれ 


・新じゃが芋の番茶粉ふき芋

雨上がりの土の香り                                       


・新生姜と厚揚げのきんぴら

若く清々しい辛味と滋味


・無花果の田楽

太陽と雨の恵みしたたるひと品      


・鯵と万願寺唐辛子の南蛮漬け

緑の甘みと旬のうまみ、からりと揚げてじんわり漬け込みました                                   

・梅と青紫蘇、ジャコの焼きおにぎりと、お番茶

梅のさわやか紫蘇の涼やか ジャコをあわせて香ばしく焼き上げました

   

お酒は、

早熟メロンのような芳香と青さがひろがる夏の純米酒をはじめ、

甘夏とグリーンペッパーを漬け込んだ自家製サングリア、

人気のモヒート、軽やかな飲み口のハートランドビールなどなど

ご用意しました


次回、7月の「たち呑み屋 夕顔」は

20(日)21(月・祝)のオープンです

盆をすぎ、梅雨が明け

からりとした夏へ近づくころ

夏の季語「夏夕」をイメージして品書きをたててゆきます

夕去り、夕顔、なつゆうべ

20日は土用入りということもあり、

「う」ではじまる料理もご用意しますよ

季節の変わり目、夏負けしない身体へ


夏夕

昼間の暑さがひそめる時間

よかぜに風鈴の音をきくような、板間のひんやりした心地のような

涼と味わい、たのしんでいただけたらと企んでいます


みなさまのお越しを

お待ちいたしております


..


「たち呑み屋 夕顔」 は、

ひと月にいちど rojicafe ato にて開店している

季節のおつまみメインの呑み屋です


季節野菜のお惣菜、旬魚のおつまみ、〆のごはんもの、

個性ある純米酒、おビール、果実酒 etc..

と ご用意いたしております

(ノンアルコールもすこし揃えています)


小さな店内ではありますが、

粋にぐいっとお気軽に 愉しんで頂けましたら幸いです


・お惣菜 ひと品 400円から

・お酒各種 500円から

※チャージ料は頂いておりません


/////

7月の日時、

7月20(日)21(月・祝)

17:00 - 22:00 

※6月よりオープン時間が17時〜となりました

※21(月・祝)は、〜21時まで

( L.Oは それぞれ30分前となります )


場所、

 rojicafe ato

 東京都板橋区弥生町68−1

 03(3956)2254 ※営業日のみの直通となります

6月以降の日取りは、追っておしらせいたします


地図・クリックでおおきくなります

新宿・高円寺・王子・赤羽からはバスも便利です



*お席のご予約も承っております*

下記アドレスより、メールにてお願いいたします

件名を「たち呑み屋予約」としていただき、

お名前、人数、当日ご連絡のつくお電話番号、ご予約日時をお知らせください

折り返しのご連絡をさせていただきます

yuugatanoaoiajisai@gmail.com  (夕顔 藤間宛てまで)

※当日15時以降のご予約は、上記電話番号より承ります




...
| おしらせ | - | - |
□ 6月の、たち呑み屋 夕顔




もうすぐ、夏至
夏に至る

本格的に夏がはじまる、節目の日
日本では梅雨のさなかで
太陽と雨が密に重なるとき ともいえるだろうか
男性神と女性神の出会いを祝い、
夏至の夜には 人々が恋に落ちるという言い伝えもある

6月の「たち吞み屋 夕顔」は
21(土)22(日)、
夏至とその次の日のオープンです

今月は「青梅雨」からイメージをひろげて
品書きをたてますよ
..

青梅雨とは、梅雨の異称の一つ

梅雨にそなえ太陽の陽を蓄えた木々たちが

梅雨期の雨にその葉を色濃くする

青梅雨は、そうした木々の葉に降る雨を指す言葉です


生命力感じる艶めき、素材の力強い香り

夏野菜と旬魚を中心に

緑ふかく、土の香りの野趣を交えた品々をご用意します

空間にも青梅雨を集めて


上の写真は「無花果の田楽」

無花果の名産地(味噌田楽発祥の地でもある)

愛知では、夏至の日に 無花果田楽を食べる風習があるそうです

わたしも好きな料理のひとつ

もちろん、品書きへ加えようと思います

夏果の旬 無花果

太陽と雨の恵みしたたるひと品


..


「たち呑み屋 夕顔」 は、

ひと月にいちど rojicafe ato にて開店している

季節のおつまみメインの呑み屋です


季節野菜のお惣菜、旬魚のおつまみ、〆のごはんもの、

個性ある純米酒、おビール、果実酒 etc..

 ご用意いたしております

(ノンアルコールもすこし揃えています)


小さな店内ではありますが、

粋にぐいっとお気軽に 愉しんで頂けましたら幸いです


・お惣菜 ひと品 400円から

・お酒各種 500円から

チャージ料は頂いておりません


/////

6月の日時、

6月21(土)22(日)

17:00 - 22:00  

※6月より、オープン時間を1時間はやく17時からとします

※日曜日は 〜21時まで(L.Oはそれぞれ30分まえ)


場所、

 rojicafe ato

 東京都板橋区弥生町68−1

 03(3956)2254 営業日のみの直通となります

6月以降の日取りは、追っておしらせいたします


地図・クリックでおおきくなります

新宿・高円寺・王子・赤羽からはバスも便利です



*お席のご予約も承っております*

下記アドレスより、メールにてお願いいたします

件名を「たち呑み屋予約」としていただき、

お名前、人数、当日ご連絡のつくお電話番号、ご予約日時をお知らせください

折り返しのご連絡をさせていただきます

yuugatanoaoiajisai@gmail.com  (夕顔 藤間宛てまで)

当日15時以降のご予約は、上記電話番号より承ります


..


視覚と味覚と温度にかおり

rojicafe atoの空間へ、季節を詰めて

みなさまのお越しをお待ちいたしております




...

| おしらせ | - | - |
□ 夏のはじめのお食事会






Style-Hug galleryさんにて開催中の、林拓児さんとyutaさん二人展にて

夏のはじめのお食事会、してきました


温度が近いお二人の器

ほんとうによい合わせです

静かに穏やかに、料理の輪郭を凛とたててくれるよう 



器のうえの景色、味わい、それぞれが引きたて合うように

みなさんからのうれしい言葉を思い出している

盛り付ける時は、難しく考えず色合わせをたのしむように

まずは器と距離を縮めてゆくのがよいですよ

使ってゆくなかで見えてくる豊かさ


「夏のはじめのお食事会 / 品書き」


【前菜】

・初夏の焼きサラダ  蕎麦茶のオイルにて

ズッキーニ、赤ピーマン、ししとう、レッドグローブに焼き色をつけ

蕎麦茶のコクが、豊かにひろがるオイルをかけました

           

【メイン】 

・夏野菜のラタトゥイユ

ミニトマト、オクラにインゲン、野菜から出る水分と甘味で炊きました

ぎゅっとつまった素材の味を召し上がれ

            

・揚げ茄子の檸檬醤油

揚げたてのお茄子に染みる、爽やか・こっくり 檸檬醤油をあわせました

            

・新じゃが芋の番茶粉ふき芋

梅雨期の雨に香る土のような、清々しく香ばしいひと品です

            

・明日葉ジェノバソースと木の実のご飯

 清らかな野性味の明日葉をベースに、木の実とあわせたジェノバソース

 炊きたてのご飯にからめました  つややかに溢れる緑色

               

【甘味】

・新生姜の生姜糖

瑞々しい清涼感の新生姜を、お砂糖でことこと煮詰めて乾かして

ブラッドオレンジピール糖の橙を添えました


【お茶】

・天日干し番茶

ほっとひと息  天日で干したお番茶の、穏やかな香りがひろがります 


(お番茶、写真ではグラスに入れていますが 当日は林さんのカップにてご提供)

Style-Hugさんのブログ にて、食事会当日の様子

あわせてご覧いただけたらうれし


..


展示は14(土)まで

手に取って、じっくりみてほしい器たちが待っていますよ

みなさま ぜひに!




...

| 料理のこと | - | - |
□ しつらい教室へよせて




6月はじめの日曜日

Style-Hug Galleryさんでの

平井かずみさんによるしつらい教室にて、お弁当を担当しました


週末7日より開催の、

林拓児・yuta 2人展に先駆けて

林さんの花器へいける ハーブブーケのお教室


たくさんのハーブたちと初夏へよせて

清々しく瑞々しく、香りからひろがるイメージを詰めてゆきました


・新じゃが芋とタイムの味噌焼き

・オリーブとレッドグローブのライム和え

・鰯のローズマリー香味揚げ

・翡翠なす

・ミントのご飯

◯ 甘味には、甘夏とローズマリーの寒天を


さまざまな種類のハーブたち

その清らかな香りと、みずみずしい愛らしさ

ひとつひとつを そっと包みこむようにしつらえてゆく平井さん


ずっとみていたいくらい、きれいな光景

そのような中

お弁当をお召し上がりいただけたこと、しあわせ



むね高鳴る、ハーブブーケさん

午前中のテーブル

いつも目に入る場所に


..


今週末 8(日)は、

林さんとyutaさんの器をつかった

初夏の食事会を行います

午後の部 おあと1席、ご用意できますよ!

(※満席となりました ご予約ありがとうございました)


作家さんお二人も在廊の 贅沢な日

つくる手とその手からうまれたもの

使い心地、景色

初夏の料理で繋ぎたいな




..

| 料理のこと | - | - |
| 1/1PAGES |