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四月のたち呑み屋


ひさかた振りの「たち呑み屋 夕顔」にての様子を書きます
四月の夕顔

まずはお出ししました品書きをつらつらと。。


<若竹煮>

<新じゃが芋の木の芽白和え>


<キンキと蕗の煮付け>

<山椒の香りのお稲荷さんと、蕎麦茶のお吸い物>

【お酒】
・特別純米  柏露(新潟)
・特別純米  庭のうぐいす(福岡)
・特別純米 生原酒  都錦(島根)
・特別純米 うすにごり生酒  花が咲いた(福井)

・自家製サングリア・赤(棗と苺で香り付け)
・自家製梅酒

・エビスビール

・三ツ矢サイダー
・エルダーフラワーのソーダ

【お惣菜】
・若竹煮
・のらぼう菜とお揚げの炊いたん
・新じゃが芋の木の芽白和え
・あまどころ、ふきのとうの天麩羅
・キンキと蕗の煮付け
・メダイの粕漬け
・春かぶと文旦の甘酢漬け
・クリームチーズの醤油漬け
・うるいの新香

【ご飯もの】
・山椒の香りのお稲荷さんと、蕎麦茶のお吸い物

・・
春から初夏へむかうこの時期です
若い緑から 徐々に緑深く
新筍を炊く甘く柔らかな風情
木の芽のすがすがしさ!
(山椒の鉢は、花屋の友人からの頂き物です
電車の中こっそり広がるこの香りが、誇らしくも嬉しかった出来事)

お越しくださいました皆さま、まことにありがとうございました
電車に乗って、歩いて この露地の中の小さな家(店ですが)へ
お出で下さる事を 毎度うれしく思います

毎月の 決まった場所(自分の場所)での
できごとがあるということ、
それがあって広がるさまざま
おそらくそれは 動きやすさへ繋がるのだろうな
と思っています


来月の「たち呑み屋 夕顔」は
5/12土・13日(17:00-22:00)の営業となります

皆さまのお越しを おまちいたしております!



○たち呑み屋 夕顔 とは → こちら





| 料理のこと | - | - |
2012 春、静岡手創り市にて










ARTS & CRAFT 静岡手創り市でのこと


野外での飲食出展、今回はひとりで出る という事に挑みました
それは自分自身のやりたいことに もっと身軽に動きたいと考えたから

そもそものお話で、飲食出展(現場調理)ということの前提として
お待たせせずに 多くの方に、ということがあると思う
そこはやっぱり無視できないこととして当然あるのだけれど、
もっと場をつくる、見せる という事での愉しみ(広がり)が
飲食出店にもあるはず とは常に思っていました


待って頂く時間は、お出しする品とその空間で 
ある程度は伸ばす事ができるはず、、
その中で ひとりでできることと 自分らしさ を試みる

調理や盛りつけの過程を 見て愉しんでもらえる事を意識して
ブースをつくってゆきました
会場でお出ししたのは「春野菜の釜揚げうどん」
テーブルのうえに うるいやクレソン、春かぶにベビーリーフ、
自家製の温泉卵をずらっとならべて
愛用の包丁とまな板をおき 野菜を切るところもよくみえるように
おうどんをゆでる鍋も 湯気も、においも届くよう
そして、春野菜の彩りを散らし(ここは身体が覚えている動き!)
さっと盛りつけ お客様に手渡す

「できてゆく過程を眺めているのが楽しい」
「待っているという意識はあまりなかった」
というありがたい意見も多く頂けた反面、
こちらの想定した以上に
お待たせしてしまったお客さまもいて、反省もありました

気づいた事や具体的に改善したいところも はっきりみえた
工夫次第で 野外でも、ひとりでも大丈夫という
可能性が得られたことはうれしい



そして改めて感じたこと
多くの人にささえられて、今(この場所が)ある ということ

大事にしたいあれこれ
風呂敷を解くように そっと広げてゆきたい な




撮影: Mellow Glassさん
(ありがとうございました!)




| 料理のこと | - | - |
春の景色










・・


<十河さんの粉引皿と、わたしの春>



十河さんの器の白 その余白と春野菜の柔らかな色味・賑わい
ご参加いただいた皆さまのお皿にならんだ それぞれの春に、
私自身も刺激になりました!とても    気づいたこともいろいろです

植物のもつ 身近なうつくしさや はかなさに焦がれます
それは日々を暮らす中 こころに残る風景にもいえること
食べ物も同じで、野菜や素材のもつ うつくしさ そしておいしさ
(食べることは味覚も伴うのがまた奥深い)
ひとは食べものを身体の中に取り入れて生きている
ごくごく当たり前のことだけれど、、
身体すべてを使ってかんじること

野菜を 季節に置き換えてみてみる
一皿のなかにでもあらわせる 春の風景 
難しいことではなくて 意識すればすぐ傍にあること

それは わたしの思う なによりのうつくしさ、なのかもしれない

自分にできる方法で すこしでも繋げてゆけたらよいな
このような機会を頂けた事に感謝しています
poooLさん、十河さん、
そしてご参加くださいました皆さまへ、
ありがとうございました!

先日、十河さんから春の便りが届きました
岡山にてお子さま達と一緒に摘んでくださった、つくし!


包みをあけたとたん
懐かしい春の記憶が 一気によみがえる
(都内ではすっかり姿をみないつくし 
触れたのは 彼此十年ぶりくらいかしら!)
このあと ひとつひとつ袴をとりアクを抜いて 佃煮にしました

そっとしみいる季節のよろこび 
ああ、とてもとてもしあわせ



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小料理 夕顔「端午」






初夏の頃、端午の節句、

晩の催しを開催致します


【 小料理 夕顔 「端午」 】

端午の節句を祝うお料理と

特別にご用意した美味しいお酒、どうぞ ゆるりとお愉しみください


・日時 5月4日(金)、5日(土)

    開店19:00 - 22:00閉店

    5 月6日(日)

    開店18:00 - 21:00閉店

※ 各日満席となりました 

ご予約、誠にありがとうございました!(4/8)


・場所 
リトルコ


・料金 お料理 5品 お飲み物 2杯付き ¥3500

(お飲み物は、品書きより お好きなものをお選び頂けます

また、お飲み物は追加注文も承ります)


 ※各日5名様限定のご予約制とさせて頂きます


「小料理 夕顔」では、お一人でご来店のお客様にも

また 初めてご予約くださるお客様にも 

気兼ねなく くつろいで頂きたいと考えております

お申し込み頂く皆さまには、

下記をご確認のうえ ご理解とご協力を宜しくお願い申し上げます


・お知り合い同士でのご予約は2名様までとさせて頂きます

・店内での写真撮影はご遠慮頂いております

・限られた席でのご予約制です キャンセルはお受けできません

・当日は開店後30分以内にお入りください

(ラストオーダーは閉店30分前となります)


お申し込みはメールにて、

お名前・ご希望日・人数・お電話番号を明記のうえ

リトルコ jujolittle@gmail.comまでお願い致します

(折り返し2日以内にお返事を致します)

※満席になりました時点で受付終了とさせて頂きます

何卒ご了承くださいませ


・・


菖蒲や蓬で魔除けをし、鯉のぼりを掲げて出世を願う

豊年豊作を祈り、季節の恵みに感謝を捧ぐ... 等々、

節句を祝うこと

ほんの少し意識をむけるだけでも

豊かな気持ちとなる不思議

それは
代々語り継がれた 人々の願いが
わたしたちの心へも
そっと根付いているからなのかもしれません

初夏のお野菜や山菜、
力強い緑色と季節の葉の香り
端午の品書きをご用意して
みなさまのお越しをお待ち致しております

※上の写真は、以前おこなった 小料理夕顔「端午」のひとこまより






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