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たち吞み屋 夕顔、【九月編】



rojicafe atoでの「たち吞み屋 夕顔」へお越し下さいました みなみなさま、ありがとうございました!
わたし自身も楽しかったです、とっても

このたびお出しした
お品書き つらつらと書きますね


「日本酒」
・純米吟醸 石鎚(愛媛)
・純米無ろ過 生原酒 甲子正宗(千葉)
・純米古酒 花垣(福井)

「果実酒」
・自家製梅酒(パープルクイーンを使用)
・余市ワイン(白)

「ビール」
・エビスビール(小瓶)

「ノンアルコール」
・オールフリー(小瓶)
・すだちトニック
・辛口ジンジャーエール

「おつまみ」
写真付きでご紹介

・新秋刀魚の煮付け


・鯵の酢じめ


・つる紫の胡麻和え


・無花果の青柚子白和え


・鳴門金時の檸檬煮


・小茄子の揚げびたし


・豆腐の味噌漬け


・白瓜と新生姜の甘酢漬け

(写真はなしですが)
・クリームチーズの醤油漬け

ご飯ものは、
(やや肌寒かったので)かつを出汁をふんだんに使った
・鮭茶漬け
・あおさ茶漬け でございました


来月の営業日は
10月21(金)22(土)、
17:00 - 22:00 (L.O 21:30)です
みなさま、粋にぐいっと いらしてくださいませ!

rojicafe atoへの地図はこちら
新宿、高円寺、王子、赤羽から出ているバスも便利です
地図はクリックでおおきくなります

【rojicafe ato】
東京都板橋区弥生町68−1
☎03(3956)2254
当日以外で繋がらない場合は、こちらまで
080(6514)7162 夕顔/藤間

「たち吞み屋 夕顔」の詳細 →



| 料理のこと | - | - |
月光





黄花コスモスとススキ

黄花コスモスは、
母が一番好きな花だそうだ

父はブルーサルビアで、
妹はひまわり
祖母は確か桜草で、
祖父は 庭の柿の木をとても大事にしていた

わたしはなんだろう
一番、、は非常にむづかしいけれど
木蓮かもしれない 紫木蓮

花や草木をみて
誰かを思い出すのは、
心強く それに素敵なことだと
彼岸を前に ふと思う
あ、彼岸花も好きだな 別名:曼珠沙華
夕顔の花ももちろん

(ほら、一番はむづかしい!)





| ひとりごと | - | - |
よむ五味五感



【 新秋刀魚の八角醤油漬け 】
旬の新秋刀魚をカラリと揚げて、
熱いうちに八角と生姜で香りを付けた出汁醤油に
じゅっとじんわり漬け込みました
秋刀魚の香ばしい旨みと、八角の上品な香りがよく合います
<冊子内、秋の料理 より>

本日、
雑司ヶ谷手創り市「大鳥神社会場」受付にて、
手創り市企画展「五味五感」で製作した冊子を販売致しております

○詳しくは
こちらをご覧ください

企画展の時だけでなく、
その後もしっかり「もの」として存在するよう
作ったこの冊子、ぜひお手にとって頂けたら嬉しいです
(サンプルのご用意がありますので お気軽に開いてご覧くださいませね、
冊子に登場する料理の中から、レシピもいくつかご紹介しています!)


新秋刀魚の八角醤油漬け、こちらが実物

「雑司ヶ谷手創り市」
鬼子母神会場 / 大鳥神社会場
9:00 - 16:00




| おしらせ | - | - |
菊の節句を祝う




小料理 夕顔 「菊」へ おこしくださいました皆さま、
まことに ありがとうございました!
菊の宴は、
菊酒を酌み交わす事から はじまります
「どうか長寿でありますよう、、」
(この時、お客さまの ふふっとした表情をみるのが嬉しい)

そしてそして、
この度の 菊の節句と 秋の実りによせた料理はこちら


<菊酒>
深くまろやかな味わい・滋賀の純米酒「琵琶の長寿」に ひらりと浮かぶ菊の花びら、広がる香り


<菊花の三杯酢>
凛々しい菊のその色香を、古くより伝わる味付け「三杯酢」で、余すことなく召し上がれ
菊から伝わる 引き算の美しさを表しました


<無花果と里芋の黒糖煮>
無花果の瑞々しい果肉感と、ほのかな花のような香り  ほっくりとした里芋の甘味とともに
黒糖をからめた かつを出汁ベースの煮汁で炊いた 素材の風味愉しいひと品です


<真鱈と茸の酒蒸し すだち添え>
走りの真鱈(下ごしらえで 軽く塩焼き / 旨みをぎゅっと凝縮させました)と、
たっぷりの茸を 日本酒のきりりとした甘みで蒸し上げました
素材のお出汁は何よりのご馳走です すだちの清々しさと共におたのしみください


<菊花と豆腐白玉のお吸い物>
主役は菊の色香 絹ごし豆腐で練った白玉の 自然な甘みが脇を固めます


<鳴門金時の炊き込み御飯>
「甘く熟れた蜜のよう」になるまで、食べ頃を待った鳴門金時を使用
(徐々に色づく紅葉を待つような心持ち)
かつをのお出汁と天然塩、有機丸大豆のお醤油で炊き上げた 秋の実りの御飯です


今回、リトルコさんが「菊」の為にご用意してくださった甘味物は「かぼちゃぷりん」
ほっくりした甘みとぎっしり感、シナモンの香りがきいた それはそれは美味なるぷりんでした!
(小料理 夕顔では、お飲み物と甘味物は リ トルコさんが担当しておるのです)

・・・
九月九日、菊の節句
五節句のうち 一番最後の節句です

古来中国ではこの日、しゅゆの実を麻袋に入れて、丘や山へ出向き
菊の香りを移した 菊酒を酌み交わして 長寿を願う風習がありました
この習わしが日本へ伝わり、
平安時代には宮中行事として 詩をよみ 菊酒で穢れを祓って長寿を願いました
また、菊の被綿(きせわた)といって、
節句前夜に 菊の蕾に綿をかぶせて、菊の香りと夜露をしみこませ
翌朝に その綿で身体をなで、長寿を願ったともいわれます

溜息が漏れるほどに なんて雅なんでしょ、、
そんな節句の背景や風情、
絶やさず繋げてゆきたいな

おとついは十五夜でしたね
黄花コスモスとススキを飾って ささやかにお月見をしました
季節を意識しながら 日々を過ごすこと
わたしにとって、その豊かさは計り知れない!
植物をそっとなでるような、柔らかな心持ち
(そして少しのさびしさもまた)


さてさて お次は、
「たち吞み屋 夕顔」です!
みなみなさまのお越しを お待ちいたしておりますよー







| 料理のこと | - | - |
灰色と 緑と紫の調和






<小茄子の揚げびたし すだち添え>
薄きつね色に揚げた小茄子を、
生姜をきかせた かつを出汁の煮汁に じっくり漬け込みました
すだちの清らかな酸味がよく合います
夏の終わりと 秋の始まり、そのひとときを込めて

器は、
益子にて作陶されている 近藤康弘さん
彼の器は、野菜がとても生き生きみえる
先日ご縁あってお邪魔した工房や、
(見晴らしのよい田園風景から、小道を登った先にある古民家を利用した工房でした 動植物の気配が鮮明)
とあるエピソードにより、その訳がなんだか腑に落ちた


9月に入りました!
迫る 小料理 夕顔 「菊」の準備、着々と




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