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七夕の節句を祝う



小料理夕顔「七夕」、
この度も愉しい夜の宴となりました
お越しくださいました皆さま、誠に有難うございます

わたしも、
リトルコさんでの出張小料理屋に徐々に慣れ(でも油断は禁物)
日ごとに違う着物をたのしむ、等々余裕も出てきました
小料理夕顔は、同じ宴でも日により雰囲気がガラリと異なります
(それはご来店のお客様の雰囲気だったり、性別だったり、による要素が大きい)
一期一会の夜ですから、
空間の中を添うように 少しでも心地のよいお持て成しができたらなと思います

この度の七夕の節句と、夏の訪れによせた料理はこちら

<水茄子とドライトマトの白和え>
水茄子の、ふかふかとした瑞々しさと ドライトマトの凝縮された甘味に、
国産大豆使用のお豆腐のコクを絡めました 白の中に映える、夏野菜の風情を想い仕上げました



< 冷製茶碗蒸し 金糸瓜と白胡瓜添え >
かつを出汁を贅沢に使って蒸し上げ、ひんやり冷やした茶碗蒸しです
字の如く、金の糸の様に繊維が連なっている南瓜・金糸瓜と、
水の様な透明感を想わせる白胡瓜を添えました


<鯵の笹じめ>
旬の、鮮度良いおろしたての鯵を 笹で包んで酢(米酢)でしめて、旨みを閉じ込めました
笹がそっと香ります


<夏野菜の炊き合わせ>
ほんのりした辛みが美味しい、京の伝統野菜・万願寺唐辛子と さっぱりした口当たりの冬瓜、
そして一粒一粒の甘味が至福のとうもろこしを、かつを出汁をきかせた煮汁で炊き合わせ、
夏野菜の滋味溢れる賑やかさを引き立てました


<古物そうめん>
おそうめん発祥の地、奈良県桜井市・三輪の古物(ひねもの)そうめんを使用
古物は寒気に製麺され、蔵で梅雨期を二回以上寝かせて熟成させたもの
故に、その豊かなコシと風味は格別です

※七夕とおそうめんが縁深いのは、「たなばたつめ」という日本古来の
禊の行事の際、供え物として定められていた「さくへい」という唐菓子が
現在のそうめんの原型である事が由来とされています

リトルコさんが料理にあわせてご用意下さったお酒や甘味も嬉しい取り合わせでした
(純米酒・花撫子が個人的なお気に入り)
あられ酒をかけた、加賀棒茶のゼリーのすゞやかで美味しいこと

..


お次は、
「菊の節句」
菊の香りをあしらった秋の料理と、
菊酒で長寿を酌み交わしましょう


ご来店を心よりお待ち致しております

※ご予約の受付は8月6日頃からを予定しています





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