組み立てる「言葉からひろがる 文月」
「言葉からひろがる / 文月」
組み立ててゆく時間を過ごしています
梅雨から夏へ
目を奪われる瞬間の溢れる時
料理が作りたくて、たまらなくなる
例えば、木々の葉が雨に濡れ
静かに緑を輝かせる姿
その、ささやかで美しい感動に触れ
料理へ、時間へ繋げたいと思う
願うのは
お皿の上から、空間へ
立体にひろがるように景色をつくりたいということ
=料理へ繋いだ、木々に濡れた葉の姿。その景色がある時間(のようなもの)
今回、ご一緒する 青木隼人さんは
音で景色と時間をつくり、
場と人を繋げる音楽を奏でる方だと思っている
わたしたちが想う梅雨から夏を、互いに言葉に移し
それを受け、返し、言葉の品書きを立てました
3つの章(場面)で構成される品書き
言葉からひろげた 3つの料理と、音楽
そして、
会場である 1ROOM COFFEEさんが
言葉の品書きを汲み、珈琲に仕立ててくださいます
日々、珈琲に触れる 1ROOMさんの表す一杯
香りと味の移ろい
聴いて、見て、触れて
とても贅沢な夜となりそうですよ
7/2(土)は 満席となっておりますが、
3(日)は、まだお席のご用意がございます
わたしたちの新たな試み
胸の高鳴り、静寂
どうぞどうぞ 味わいにいらしてください
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「言葉からひろがる / 文月」
ふと目を覚ますと、水の匂いの風
降りはじめた雨は
静かに木々の葉を撫ぜる
喉を潤す、ほの甘い透明
夜と水が
身体を満たしてゆく
天と地は境を失い、とけあう
ゆっくり、でもしっかりと
雨は沁み込んでいく
根があれば、環に入ることができるのに、と
目を閉じて、
ふたたび耳をすます
<3つの章で展開される料理・音楽 / 言葉の品書きより 抜粋>
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