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小料理 夕顔 其の弐 の、夜


七夕の節句の宴へ
お越しくださいました皆さま、
誠にありがとうございました!
リトルコさんとの雅な催し
「小料理 夕顔」は
節句を祝う宴です
お料理と、お花を私が拵え
お酒や自家製の甘味ものなどを
リトルコさんにご用意して頂いています
(ひらまさんお手製の辛口ジンジャーエールや
ほうじ茶のゼリー、絶品でありました
今回から皆さまをお出迎えした
「 小料理 夕顔のれん 」も縫って下さり、感激!!)



七夕(しちせき)の節句と
夏の訪れに想いを馳せた品々
< お品書き >
・完熟とまとの自家製甘酢漬け

よい頃あいに熟れた まんまるのトマトを手にした時の
腑に落ちる重厚感と瑞々しさ
それをそのまま表したひと品です
湯むきしたトマトを丸ごと、クローヴ・月桂樹・黒胡椒を浮かべた甘酢(米酢+粗製糖)
に漬け込みました コクのある酸味と柔らかな甘みがとても贅沢

・冬瓜の冷製ゼリーよせ

薄味煮汁で炊いた冬瓜を、お出汁と日本酒のゼリーで冷やし固め、

冬瓜の清々しい香りをひき立てました


・鯵の笹じめ

旬の鮮度のよい おろしたての鯵を、笹で包んで酢でしめて、爽やかな旨みをとじ込めました
笹がそっと香ります


・自家製がんもどきと夏野菜の蒸しもの

青森県産大豆使用のお豆腐と、香りの野菜を練り上げて、芳ばしい胡麻油で

ふっくらと揚げた雁もどき、甘長唐辛子、きぬかつぎ芋の蒸しものです


・三輪の古物そうめん

そうめん発祥の地・奈良県桜井市三輪の古物(ひねもの)そうめん使用 

古物は寒期に製麺され、蔵で梅雨期を二回以上寝かせて熟成させたもの

故に、その豊かなコシと風味は格別です










七夕は、
古来日本の「たなばたつめ」という
禊ぎの行事に深く関係しているそうです
この行事は「たなばたつめ」
と呼ばれる巫女さんが、旧暦・盆前に
先祖へ捧げる衣を織りあげ、神をお迎えし
豊作や、人々の穢れを祓う祈りを捧げたもので
その際、供え物として定められていた
「さくへい」という唐菓子が、
現在のそうめんの原型であるとされています

中国から伝わる織姫と彦星の伝説や
技芸の上達を願った宮廷行事「きっこうでん」が
これら日本の風土や習慣と折り合って
現在の七夕の風習へと繋がっている、、

いつも当たり前にそこにある
日々を暮らすことの大切さ、ありがたさ、
それを改めて思い知らせてくれる節句は
私にとって、背筋がのびる尊い節目
(八百万の神さまはきっといつだって、
どこにだっているのでしょうなあ・・・)


〇小料理夕顔「七夕」の詳細はこちら




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