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秋、柿の葉寿司を拵える





「季節野菜の柿の葉寿司」
菊花の甘酢漬け
新蓮根と秋茗荷の胡麻味噌炒り
椎茸の煮付け
ズッキーニの新香
新牛蒡と新生姜の金平


本日のおめかし


Le pivotさん

いつもありがとうございます




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| 料理のこと | - | - |
鮮やかのお弁当





「夏香る、鮮やかのお弁当」


・翡翠茄子

・夏南瓜の黒胡麻コロッケ

・新里芋と万願寺唐辛子の番茶オイル和え

ズッキーニとネクタリンの甘酢漬け

昆布出汁で炊いた、クミンのご飯

 

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Le pivotさん、

ありがとうございました



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| 料理のこと | - | - |
すゞやかのお弁当、しつらい教室へよせて




今週は二度にわたり、

Style-Hug Galleryさんで 平井かずみさんのしつらい教室

わたしは、その時々のお花のテーマによせた

お弁当と甘味を担当させていただいています


7月は「涼を愉しむ花しつらい」


お弁当にも涼を詰めて

色や香り、食感 / 身体のなかの熱をさます夏野菜を中心に拵えた

「すゞやかのお弁当」をご用意しました


・夏南瓜のグリーン番茶粉ふき

・冬瓜と万願寺唐辛子の炊き合わせ

・新蓮根の青柚子オイル和え

・蔓紫と水前寺菜の胡麻よごし

・おかひじきと干し海老のご飯



甘味は、西瓜と白ワインの琥珀

硝子のような透明ごし

瑞々しい夏の果実


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ギャラリーにて 個展開催中の

翁再生硝子工房さんの花器に生けられてゆく涼やかな緑たち

柔らかな透明にうつる、涼の美しさ


平井さんとみなさんの

お花に触れる手元が優しく、とても綺麗

(いつも見とれている)



次回

秋のしつらい教室は10月

「秋色あじさいのリース」をとのこと!

お弁当にも、秋色と実りを拵えよう


日々、積もるよろこび

めぐる季節のお愉しみ



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| 料理のこと | - | - |
青梅雨へ。6月の「たち呑み屋 夕顔」のこと





青梅雨によせた「たち呑み屋 夕顔」のこと

お会いしたかったあの方この方、
たくさんの嬉しいが詰まった夕べとなりました

雨を蓄えた深い緑、

六月のみのりと土の香り

青梅雨からひろげたお品書きは、

・胡瓜とすももの三杯酢
・蔓紫の氷室ゼリーがけ
・炙りズッキーニとお揚げの青柚子白和え
・山椒と新じゃが芋のサラダ
・夏南瓜と明日葉の胡麻衣揚げ

・鯵の笹じめ

・水無月 / 小豆ご飯の出汁茶漬け

お酒。
早熟メロンのような芳香と青さを感じる夏季限定の純米酒をはじめ、

オーガニック白ワイン、フレッシュミントとライムが香るモヒート、

軽やかな飲み口のおビールなどなど揃えました



六月晦日は「夏越しの祓」という

半年間の穢れを祓う神事があります
(旧暦六月は夏の終わりの月にあたることからの、夏越しの祓)

邪気払い / 暑気払いの行われる日

〆のご飯には、
この日に食べられる和菓子「水無月」からひろげた

「小豆ご飯の出汁茶漬け」をご用意しました
氷室(氷)をかたどる三角のかたち
小豆の紅は邪気払い


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来月の「たち呑み屋 夕顔」は
7/12(日)16時よりのオープンとなります

また今夜、

詳細をおしらせをしますね

ご覧いただけたらうれしいです




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| 料理のこと | - | - |
5月のたち呑み屋夕顔、そして6月へ





5月の「たち呑み屋 夕顔」へ
お越しくださいました皆さま、ありがとうございました
たくさんの方にお会いでき

嬉しい2日間となりました


この時節の

勢いひそめた緑、その清々しい香りへよせ

品書きを立てました


・白瓜と甘夏の甘酢漬け

・クリームチーズの八角醤油漬け

・新人参と木の実のクミン白和え

・青紫蘇とグリーンオリーブとトマトのサラダ

・新生姜と新じゃが芋の飴がけ

・鰯のローズマリー揚げ

・明日葉ソースのご飯


生き生きとした野性味、清涼感のある香り

新鮮な土の匂い


お酒は、

夏の辛口純米をはじめ、

柑橘やハーブを想わせる白ワイン、

フレッシュライムのサワー、

軽やかな飲み口のハートランドビールなどなどあわせましたよ


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6月の「たち呑み屋 夕顔」は

27(土)28(日)17時より予定しています


夏の入り口、青梅雨の頃

深まる緑に、したたる水 / 美しき水無月に

「青梅雨」からイメージをひろげた品書きを揃えます
またおしらせをしますね




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菊からひろがる色香、味覚







Style-Hug Gallery にて行われた、

平井かずみさんによる「菊を愉しむ会」にて


会でお出しするお弁当と甘味を担当させていただきました

お花のテーマに合わせて 菊からひろげたお品書き

菊花やキク科のお野菜と、

秋野菜の組み合わせを詰めてゆきましたよ



「繋がる色香、味覚。菊へよせてのお弁当」


・菊花と柿の甘酢漬け

紫の、もって菊と出始めた柿。米酢ときび砂糖の甘酢に漬け込みました


・牛蒡と秋人参の香り揚げ

キク科の牛蒡×秋人参  生姜香る出汁醤油につけてからりと揚げました


・薩摩芋の春菊ソース和え

キク科の春菊×薩摩芋  木の実のコクをあわせた春菊ソースを薩摩芋に絡めて


山くらげと高野豆腐の炊合せ

キク科の茎レタス(山くらげは茎レタスを乾燥させたもの)

お出汁のじんわり沁みた、歯触りたのしい炊合せ


・菊茶のご飯

菊茶とカモミールをあわせたお茶に、干し椎茸のお出汁をきかせて

お醤油で味付け。菊香る茶飯をイメージしました


甘味は、

・菊花の豆腐チーズケーキ

豆腐とクリームチーズの滑らかな味わいに、

菊花の蜜煮の華やかさをあわせて



お花たち

いつも生き生きしているのが印象的

料理で言う「下処理・下ごしらえ」の丁寧さを、ぎゅっと感じます



菊の凛々しさ愛らしさに包まれて

菊に親しみを込めて近づくことで 見えてくる愉しみ

平井さんのお話を聞きながら、萌窯さんの片口へそっと


みなさんの手元をみながら

いい表情をみながら、今回もよい時間だったなあ



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次回のしつらい教室は

12月に「クリスマスリース」を、とのこと!

今からとてもたのしみです


どんな味覚をつめてゆこうかな





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□ 夏のはじめのお食事会






Style-Hug galleryさんにて開催中の、林拓児さんとyutaさん二人展にて

夏のはじめのお食事会、してきました


温度が近いお二人の器

ほんとうによい合わせです

静かに穏やかに、料理の輪郭を凛とたててくれるよう 



器のうえの景色、味わい、それぞれが引きたて合うように

みなさんからのうれしい言葉を思い出している

盛り付ける時は、難しく考えず色合わせをたのしむように

まずは器と距離を縮めてゆくのがよいですよ

使ってゆくなかで見えてくる豊かさ


「夏のはじめのお食事会 / 品書き」


【前菜】

・初夏の焼きサラダ  蕎麦茶のオイルにて

ズッキーニ、赤ピーマン、ししとう、レッドグローブに焼き色をつけ

蕎麦茶のコクが、豊かにひろがるオイルをかけました

           

【メイン】 

・夏野菜のラタトゥイユ

ミニトマト、オクラにインゲン、野菜から出る水分と甘味で炊きました

ぎゅっとつまった素材の味を召し上がれ

            

・揚げ茄子の檸檬醤油

揚げたてのお茄子に染みる、爽やか・こっくり 檸檬醤油をあわせました

            

・新じゃが芋の番茶粉ふき芋

梅雨期の雨に香る土のような、清々しく香ばしいひと品です

            

・明日葉ジェノバソースと木の実のご飯

 清らかな野性味の明日葉をベースに、木の実とあわせたジェノバソース

 炊きたてのご飯にからめました  つややかに溢れる緑色

               

【甘味】

・新生姜の生姜糖

瑞々しい清涼感の新生姜を、お砂糖でことこと煮詰めて乾かして

ブラッドオレンジピール糖の橙を添えました


【お茶】

・天日干し番茶

ほっとひと息  天日で干したお番茶の、穏やかな香りがひろがります 


(お番茶、写真ではグラスに入れていますが 当日は林さんのカップにてご提供)

Style-Hugさんのブログ にて、食事会当日の様子

あわせてご覧いただけたらうれし


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展示は14(土)まで

手に取って、じっくりみてほしい器たちが待っていますよ

みなさま ぜひに!




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□ しつらい教室へよせて




6月はじめの日曜日

Style-Hug Galleryさんでの

平井かずみさんによるしつらい教室にて、お弁当を担当しました


週末7日より開催の、

林拓児・yuta 2人展に先駆けて

林さんの花器へいける ハーブブーケのお教室


たくさんのハーブたちと初夏へよせて

清々しく瑞々しく、香りからひろがるイメージを詰めてゆきました


・新じゃが芋とタイムの味噌焼き

・オリーブとレッドグローブのライム和え

・鰯のローズマリー香味揚げ

・翡翠なす

・ミントのご飯

◯ 甘味には、甘夏とローズマリーの寒天を


さまざまな種類のハーブたち

その清らかな香りと、みずみずしい愛らしさ

ひとつひとつを そっと包みこむようにしつらえてゆく平井さん


ずっとみていたいくらい、きれいな光景

そのような中

お弁当をお召し上がりいただけたこと、しあわせ



むね高鳴る、ハーブブーケさん

午前中のテーブル

いつも目に入る場所に


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今週末 8(日)は、

林さんとyutaさんの器をつかった

初夏の食事会を行います

午後の部 おあと1席、ご用意できますよ!

(※満席となりました ご予約ありがとうございました)


作家さんお二人も在廊の 贅沢な日

つくる手とその手からうまれたもの

使い心地、景色

初夏の料理で繋ぎたいな




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□ 出張茶寮夕顔のこと





うつわノートさんでの「出張茶寮 夕顔」


春がはじまり、なじみ、また次の季節へむかう

そのひとときを そっと切り取るように


春の料理をつつむ増田勉さんの器

ゆっくりじっくり味わっていただけたらと思い、

ひと品づつご提供させていただきました


「青こごみと木の実の酒粕和え」


「春野菜の番茶あん」


「3種の手鞠寿司」

「クレソンと蛤のお吸い物」


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食事会へは増田さんもご同席いただきました

目の前にある器と、それを作った人

そんなあたりまえのリアリティを

近くに、肌で感じられるひととき


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うつわノートさんの凛とした空間は

店主の松本さんの、

器に対する愛と 真摯なまなざしが溢れていて

いつも背筋が伸びる想いです

増田さんの器をはじめて手にとった日を想う...

今回食事会で使用する器を選ぶために、

増田さんの工房へご一緒させていただき

たくさんの器と、普段の製作の場をみて

お話し、ご飯をたべて、時間をすごせたこと

いつも使っている器にそっと体温が宿ってゆく


料理を通して、内に積もる大切な記憶がまたひとつ



最後になってしまいましたが、

お越しくださいましたみなさま、

増田さん、

そしてうつわノートさんへ

感謝を込めて

ほんとうに ありがとうございました




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柔らかな淡色と桃の節句へよせて、お弁当








先日の、桃の節句の頃に


Style-Hug gallery で行われた

平井かずみさんによる 松塚さんのピッチャーを使った、春のお花のしつらい教室へ

お弁当を用意させていただきました


お花と季節にあわせ、芽吹きと桃の節句からテーマをひろげて

「春に芽吹く、柔らかな淡色と桃の節句へよせて / 蓬、白のお酒、桃色のお弁当」



・山うどと人参のあられ揚げ

お醤油とお出汁に漬けた山うどと人参を

桃の節句に縁深いあられをまぶして、からりと揚げました


・新じゃが芋の酒粕和え

白は清浄を意味する色

酒粕を白酒にみたて、新じゃが芋の香ばしい土の香りとあわせました


・蕾菜の花山椒オイルがけ

旬の蕾菜は、高菜の仲間の春野菜、の花芽

字のごとく、初々しい蕾の形をしています

潰して香りをたてた花山椒と、グレープシードオイルを絡めました


・菜の花とお揚げの炊いたん

ほろ苦く瑞々しく

春といえば、の 菜の花をお揚げと炊いたんに

鮮やかな緑を残しながらも、じんわりお出汁が染みています


・桃色おこわ

桃の節句には欠かせない桃の花は、魔除けの花

赤ワインで色味を出して、ほんのり甘味と塩気を足しています

3月、少しづつ感じる桜の気配へよせて

桜のお酒をほのかに香るように加え、炊き上げました


・甘味は、蓬団子の味噌あん 

懐かしい草の香りが落ち着く蓬は、邪気払いへ通づる植物

お豆腐を混ぜ ふっくら仕上げた蓬団子に

麦味噌と玄米味噌、きび糖で練った滋味をそえて


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瑞々しい春のひとときをたくさんいただいた日

お花に優しく触れ 親しみ深く手を動かして、軽やかにお話する平井さん

耳を傾けながら いつも密かにお花の気持ちになってみたりしています(ふふふ)


次のお教室は 6 / 1(日)11(水)、

「ハーブのスワッグづくり」とのこと


初夏の緑と清々しい香りからイメージをひろげよう



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