風景から料理となること
冬にいて、春を汲む
...
が 抜けて、 滞っていたものがすっきりと透明になったよう
軽やかなからだがとてもうれしい
先日は、ある町に暮らし、絵を描いていた彼女の日々を追った
その町で、ささやかな宝物、部屋を巡る春夏秋冬
重なる線 淡色
胸に残る展示だった
思いがけず、10月のあの音楽が流れていたのも感動的
過去と今と未来は連なり、終わりははじまりへ
美しい絵と文章を描く人へ、
わたしにも言葉がもどってきそうです
よかった
ふとしたきっかけ
友人が
数年前にくれた
手紙のような長い文章を読んでいたら
ゆっくりと、涙が出た
(当時もだけれど..)
あれからいろいろ、
もちろんいろいろ
けれど今また
あの時の言葉が 余白とともに身体のすみずみに沁みるのです
その人は言う
「美しいものをつくるという行為は、
隠された幸福を引きずり出すこと」
そうね
ほんとにその通り、と思います
今年こそは会えるかな
旅として 会いにゆくのも良いかもしれないですね
携帯電話からの記事投稿、試みましたが失敗
ひさしぶりのひとりごと
おせち仕事を終えて、
しばらく神奈川の実家で過ごしました
最近犬を飼い始めたと聞いていたので、それも楽しみにしていた
まだ小さくて、申し訳程度の短い尻尾をふりながら
音のなる ぬいぐるみみたいなオモチャにすぐ夢中になったり、
いちいち頼りないのがとても愛らしい
近くのスーパーの、
二階建ての駐車場から山の連なりが近く濃くみえた
「あ、山」とわたしが言うと、
「ああ、山。いつもの景色だから気にしていなかったけど」と妹が答えた
記憶にのこる場面、夕方だった
高校生のころ、自転車でかよっていた道を十数年ぶりに通った
なにも変わっていなくて
そのときのことをふと思い出す、学校まで40分もかかる道筋
真冬でもスカートで 全く寒くなかったのは何で?だろうか
母と歩いていると、自分の歩く速度が早くなったことに気づく
家から最寄りの駅までは、
母が歩くと15分
わたしが歩くと10分
好きな場所のひとつ
お墓参りに行った
墓には シクラメンの鉢が二つ(誰だろ?)
掃除と、
剪定をして(これは母が)
葉牡丹が入った花束を一対と
お茶とビールとカップ酒を供える
カップ酒は一口いただきました
こんなささやかなことだけれど、
東京に戻ってきてからも なんだかすごく恋しい